「ミドルシニア」をキーワードに、企業の枠組みを超え、ナレッジや経験値を蓄積して新たなマーケットを創造し、現状を超えてゆくための共同体として設立された「超ミドルシニアコンソーシアム」。その東日本勉強会第7回が5月27日(水)、本コンソーシアムを運営する株式会社グライダーアソシエイツのオフィスにて開催されました。
*開催概要は[こちら]をご覧ください。
今回のテーマは、「ミライから逆算して考える、これからのミドルシニアとは?」。
株式会社大広 谷川 亮太氏が登壇し、人生100年時代においてミドルシニアの定義は変化しており、従来の枠組みに当てはまらない「新たな層」として捉える必要性が提示されました。
特に「ソロ活」の定着や、デジタル活用への意識変化など、現代におけるリアルな消費動向や行動変容についてのデータが共有されました。

はじめに、同社 星川氏から、未来から逆算して事業を構想する「ミラスト」プロジェクトの紹介と、そのフレームワークを活用した「これからのミドルシニア層」に関する分析結果を共有いただきました。
その後、谷川氏より「現在からの積み上げ」ではなく、「望ましい未来」から逆算するバックキャスティングの手法を用いた将来予測が語られました。海外の長寿(ロンジビティ)市場やテクノロジーの進化、そして健康寿命を延ばすための取り組みなど、今後日本でも重要度が増すであろうトレンドが紹介されました。

谷川氏は、現在の40代〜60代を「フレッシュミドル」と定義。成熟した世代でありながら社会の変化に対して心と体のギャップを感じ、模索し続ける、ある種の「人生の思春期」にある層であると分析しました。この層が持つ学び直し(リスキリング)への欲求や、趣味・自己実現へのエネルギーをどう捉え、ビジネスとしてどのように寄り添っていくかが重要であると語りました。

プレゼンテーションの後には、社会的に「学び直し」が推奨される一方、個人の本音としての「学び残し(やりたいことの追求)」の重要性が議論されました。仕事以外の領域で、いかに個人の「夢中」や「生きがい」を見つけられるかが、ウェルビーイングの鍵であるという点で深い共感が寄せられました。
また単なる商品提供に留まらず、イベントを通じた「体験」の提供や、企業としてどのようなストーリーを届けるべきかなど、マーケティングの観点からも具体的な事例を交えた対話が行われました。
「超ミドルシニアコンソーシアム」では2026年7月に勉強会第8回を開催予定です。詳細はコンソーシアム公式サイトにてお知らせしていきます。
