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シニア世代に届ける、価値あるコンテンツの「共創」〜「超ミドルシニアコンソーシアム」が勉強会第4回を開催(2025/11/26)、株式会社リロクラブ マーケティング事業部 泉山 朋子氏〜

2025,12,1 | 勉強会

「ミドルシニア」をキーワードに、企業の枠組みを超え、ナレッジや経験値を蓄積して新たなマーケットを創造し、現状を超えてゆくための共同体として設立された「超ミドルシニアコンソーシアム」。その東日本勉強会第4回が11月26日(水)、本コンソーシアムを運営する株式会社グライダーアソシエイツのオフィスにて開催されました。

*開催概要はこちらをご覧ください。

今回のプレゼンテーターは株式会社リロクラブにてマーケティング事業部コンテンツ企画ユニットユニットマネージャーを務める泉山朋子氏。同社で運営しているシニア向けメンバーシップサービス「ふろむな倶楽部」の事例をもとに、「~定年退職後の人生を豊かに!~シニア世代に届ける、価値あるコンテンツの「共創」」というテーマで議論が行われました。

プレゼンテーションでは、株式会社リロクラブの成り立ちや運営している会員組織について総覧した後、シニア世代向けの「ふろむな倶楽部」について詳しい説明へ。「ふろむな倶楽部」在職中にリロクラブの福利厚生サービスを利用していた方が定年退職後も優待などの一部を受けられます。泉山氏から旅行や趣味から学習、ボランティアまで実際に提供しているサービスの一例が示されると、参加者からは驚きの声が上がりました。

一方、「ふろむな倶楽部」の抱える課題として、以下の3点が挙げられました。

①ターゲットの広さ:シニアと一口に言っても年齢層は幅広く、生活様式や消費行動もさまざま。コンテンツ開発や訴求の面で難しさがある
②情報発信:現在はメールマガジンや会報誌で情報発信をおこなっているものの、リーチの拡大が課題
③シニア向けのコンテンツ不足:現状提供しているコンテンツ、たとえば映画や食事のクーポンなどがシニア世代のニーズと合致していない可能性がある

これらの課題を解決する上では「共創」が重要、と泉山氏。さまざまな企業や団体とコラボレーションして、シニア世代が求める「生きがい」や「コミュニティ」を実現し人生を豊かにするサービスを生み出していきたい、という呼びかけに、参加者との間で活発なディスカッションが繰り広げられました。

「超ミドルシニアコンソーシアム」では2026年1月20日(火)に勉強会第5回を開催予定です。詳細はコンソーシアム公式サイトにてお知らせしていきます。
https://sms-consortium.antenna.jp/