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「超ミドルシニアコンソーシアム」が勉強会第1回を東京で開催

2025,07,14 | 勉強会

2025年6月6日に立ち上がった「超ミドルシニアコンソーシアム」。「ミドルシニア」をキーワードに、企業の枠組みを超え、ナレッジや経験値を蓄積して新たなマーケットを創造し、現状を超えてゆくための共同体である本コンソーシアムの東日本勉強会第1回が7月10日(木)、コンソーシアムを立ち上げた株式会社グライダーアソシエイツにて開催されました。

冒頭、本コンソーシアム発起人である株式会社グライダーアソシエイツ副社長・荒川徹がコンソーシアム立ち上げの経緯や理念、今回の勉強会の内容について説明。そして参加メンバーの自己紹介の後、本日のプレゼンテーターを務める株式会社WOWOW会員事業戦略局CX戦略部・岩崎智紀氏が登壇し、勉強会がスタートしました。

WOWOWでこれまで視聴データ分析やマーケティングなどの業務に携わり、現在は会員事業に取り組まれている岩崎氏。同社は開局からまもなく35年という歴史をもっており、長期加入者はまさにミドルシニア層にあたります。本勉強会では、そこに長年向き合ってきた岩崎氏ならではの経験や知見が語られていきました。

プレゼンテーションの前半ではWOWOWの概要と現在置かれている状況についての共有があり、現在取り組んでいる挑戦についても語られました。後半では岩崎氏が現在研究主幹を務める「WOWOW 夢中のトビラボ」について紹介。「夢中のトビラボ」は、WOWOWのパーパスである「人生をWOWで満たし、夢中で生きる大人を増やす」に基づいて研究や活動を行うために今年立ち上げられたラボ。博報堂 生活者発想技術研究所との共同研究として発表された「夢中のチカラ調査」の結果を踏まえ、「ミドルシニア層は『再び夢中を見つけていく世代』」であると岩崎氏はいいます。しかも、他者ではなく「自分の価値観」に沿った夢中を見出している人が多いそう。「夢中のトビラボ」の次回の研究発表ではまさにそのミドルシニア層の「夢中」をさらに掘り下げていくとのことで、こちらも要注目です。

その後の質疑応答では参加者からプレゼンテーションの内容を超えてマーケティングやプロモーション全般に関する質問や意見交換が相次ぎ、活発なディスカッションが展開。記念すべき初めての勉強会は、終始参加者の醸し出す熱心なムードのなかで進んでいきました。「超ミドルシニアコンソーシアム」では8月26日(火)に勉強会第2回を開催予定。今後も東日本エリア、西日本エリアの両方で、定期的に勉強会を開催していきます。